設置場所日本最高標高、最大級サイズのペチカストーブ

設置場所日本最高標高1,530m、冬季は最低気温マイナス25℃まで冷え込む時もある峰の原高原。
交流スペースは広く、断熱性も乏しいため、大型の暖房設備が必要になります。
そこで、Forest Baseの交流スペースでは最大級サイズのペチカストーブを設置しました。
ペチカストーブ(ペチカ、Pechka/Печка)とは、ロシアや北欧で古くから使われてきた蓄熱式の大型ストーブで、以下のような特徴を持つ暖房設備です。
ペチカストーブの基本構造と仕組み
1. 蓄熱式の暖房
レンガや石材で作られ、内部に長い煙道(煙の通り道)を張り巡らせた構造になっています。
薪を燃やすと、その熱がレンガ全体に蓄えられ、火が消えた後も壁体からじんわり長時間放熱し続けます。
2. 大きく重い躯体
一般的には数百kg~数トン規模になることもあり、家の中心に据える大きな暖房装置です。
熱容量が大きいため、「短時間の焚き付けで一日中暖かい」という使い方が可能です。
3. 低温放射の暖かさ
金属薪ストーブのような高温の輻射ではなく、レンガがじんわりと「低温で放射する“やさしい暖かさ」が特徴です。
乾燥しにくく、家全体を均一に暖めます。
大人数でも打ち合わせ可能な会議スペース
Forest Base の交流スペースは、来訪者が気軽に集い、学び合い、つながるための多目的エリアです。
大勢での交流会はもちろん、会議机・会議椅子、プロジェクター、100インチの大型スクリーン、ホワイトボードを備え、各種会議や研修、打ち合わせなど幅広い用途に対応します。
自然豊かな峰の原高原の環境と組み合わせることで、企業研修やチームビルディング、ワークショップなどにも最適です。
室内での集中した活動と、屋外でのリフレッシュを組み合わせた利用が可能なため、訪れる方々の創造性やコミュニケーションを自然と引き出す空間となっています。
